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■ マテハンソフト メールマガジン VOL.122
2017.12.7
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吉野源三郎さんの「君たちはどう生きるか」の話題をよく目にします。80年
前に書かれた児童向け小説ですが、コミック版は95万部、岩波文庫版は累計
120万部、新装版も25万部だそうです。遅ればせながら読みました。
マテハンソフトメールマガジンをお届けします。
○リチウムイオン電池
携帯の電池マークが残り少なくなると心配です。燃料メータのEランプが点灯
してしまった時のような、心細さを感じてしまいます。
電池の開発には日本の技術者が大きな貢献をしていたのですね。吉野彰さんの
「電池が起こすエネルギー革命」からご紹介します。
実用的な乾電池を世界で最初に作ったのは、屋井先蔵さんだということだそう
ですが、残念ながら特許の出願が遅れ、世界的には認められていません。
1887年のことだそうです。
一方、充電のできる二次電池はさらに古く、1859年にフランスのガストン・
ブランデが開発した鉛蓄電池です。今でも自動車で使われているのと、原理的
にはほぼ同じだそうです。150年も使われ続けているということは、それを
上回る性能の蓄電池を安く作るのが、いかに難しいかを表すのでしょう。
ニッケルカドミウム電池の登場は古いのですが、一般に実用化されるのは1948年
になってからです。軽くて小さくできるので、パソコンやビデオカメラに使われ
ました。
1990年、ニッケル水素電池を松下電池工業と三洋電機が量産化します。
しかしこれらの電池はいずれも電圧が1.2Vと低く、電子機器を駆動させる
には、3個・4個と直列につなぐ必要があります。
こんな中、当時旭化成で吉野彰さんが研究をしていたのが、リチウムイオン電池
です。1981年から始まり、量産化が軌道に乗ったのは1992年だそうです。
重量と体積は3分の1で、電圧は1本で4Vを超える二次電池の登場です。
苦節10年と一口に言いますが、苦難の連続だったようです。
1981年と言えば、パソコンが世に出たころですし、カメラにはフィルムが
当然の時代です。自動車電話がやっと実用化されましたが、重さ900gも
あるハンディホンが売り出されたのが1987年だそうですから、電池の未来
をバラ色に描ける状況ではありませんね。
しかし、時代は高性能の電池を大量に必要とする時代になります。携帯、デジカメ
ハンディカム・・・。いずれも長時間の駆動を支える小型の電池がなければ
意味がありません。
そして、HVやEVといった自動車にも搭載されるようになりました。2010
年までは、リチウムイオン電池が使われているのは、もっぱらIT機器でしたが
急速に自動車向けの用途が広がり、2017年には自動車向けがIT向けを超え
ると予想されているそうです。
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では、また次回をお楽しみに。お読みいただきありがとうございました。
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